皆様もご存知のように、戦後の日本はさまざまな施策の中で、自国の深い歴史や先祖が大切にしてきた価値観を学ぶ機会が失われていきました。
さらに、日本人が自信を持って自国の素晴らしさを誇れる環境が破壊されてきたのです。
今回は、文化的な側面から流れを読み、今後我々は何を意識して経営すべきなのかを紐解いていきます。
令和の時代に入ると新型コロナウィルスが発生し、世の中の生活様式が激変しました。
また、企業経営においても昭和〜平成の流れとは全く違う経営環境に入ったといえるでしょう。
昭和に高度成長を実現させたのが、トヨタ・松下電機・本田技研工業・SONY・京セラなどの『家族型経営』です。
平成に入ると、成果主義を根底とする株主を中心とした『アメリカ型経営』が行われてきました。
では、令和はどのような『経営』を行なっていくべきでしょうか?
日本のこれまでの文化的背景から考察していきたいと思います。
日本では江戸時代に『神・仏・儒・一丸』という考えが根付いていました。
つまり日本は、日本の神道・インドからの仏教・中国からの儒教の3つの国の文明を取り入れて、日本の文化に組み込んでしまう独自の文化的背景を持っているのです。
「日本文化」に中国文明を取り入れて奈良の『平城京』を創る。
↓
「日本文化+中国文明」を練り上げて京都の『平安京』を創る。
この流れが、江戸時代にインドや中国の文明を取り込みながら日本文明を発展させてきた背景です。
江戸時代以降も、以下のような流れは続いていきます。
「日本・インド・中国」文明にヨーロッパの文明を取り入れて、『明治時代』を創る。
↓
「日本・インド・中国・ヨーロッパ」文明を練り上げて、大正ロマンをはじめとする『大正時代』を創る。
『昭和』の大東亜戦争敗戦後は、日本・インド・中国・ヨーロッパ文明にアメリカ文明を取り込むことになります。
そして『平成』の時代には、上記の国の文明を練り上げて自国の文化にしてきました。
ここから推測できることは『日本は世界の文明を取り込み、自国の文化と合わせて一つの大きな文化に昇華させていく』という性質を持っていることです。
このことからも日本は『自国の文化の根底を侵略されることなく他国の文化と調和し、新しい文化を創っていく』稀有な国であるといえます。
では令和の時代はどのような流れとなり、我々はどのような経営を行なっていくべきでしょうか?
日本は、これまでの長い歴史の中でその時代その時代の最先端であった「インド・中国・ヨーロッパ・アメリカ」文明を取り入れ、自国の文化として調和している状態にあります。
そして、令和の時代は
『世界の文明を取り込み・昇華させた日本文明を再度、世界に還していく時代』
といえるのではないでしょうか?
具体的にイタリア人の生活面を挙げると、以前は靴を履いたまま屋内で生活していたのが、コロナ禍により靴を脱いで家に上がるようになりました。
また、マスクを絶対にしなかったアメリカ人が皆マスクをするようになっていたり。
日本では当たり前の文化が、意図せずに世界に広まっていっています。
また、今後は
・家族と仕事
・経営者と社員
・社会と企業
これらの『調和』が取れている企業が、永続企業として、顧客から求められるようになります。
『最上の和を創る』想いの込められた令和の時代、『和の経営』を共に追求していきませんか?
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②クリアなエネルギーを放つ、個人の集まりである組織を構築し、従業員自身が自発的に組織の未来を考え・行動する自走型の組織を創ります。(個人と組織の繋ぎ合わせ)
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