社長のブログ

経営の常識はもう通用しない?!成功哲学を学んでも成果に結びつかない理由


皆さんこんにちは。

株式会社CANVASでは元上場企業の経営者や各分野の専門家からなるパートナーコンサルタントと共に「東洋思想を軸とした組織変革」を実施しています。

本日よりコラムを配信して参りますので、ご覧いただけると幸いでございます。


同じ戦略を実行しても成功する会社とそうでない会社がある

現代の経営では企業ビジョンを掲げ、未来のゴールからの逆算で戦略を考えて実行することが良いとされています。

しかし、果たして本当にそれだけで企業経営はうまくいくでしょうか?

企業ビジョンを掲げて目的に向かって行動することはもちろん大切なことです。

一方で、これはほとんどのビジネス書にも触れられており、経営者であれば誰もが知っている情報でしょう。

それにも関わらず、うまくいっている会社もあれば、伸び悩んでいる会社があるという事実があります。

そのような差が生まれてしまうのは、人により生まれ育った環境や積み上げられた歴史が違うことで、情報の受け取り方も違うためです。

西洋型経営のままでは企業生存率が低くなる?

世の中で一般的とされている西洋型経営は狩猟型の経営スタイルと言えるでしょう。

日本でもバブルの崩壊以降、大企業を中心に株主資本主義や成果主義などを導入していった結果、

長寿であるはずの日本企業の企業生存率も非常に低くなってしまっています。

参考までに、企業社長の発言や統計データ等をご覧ください。

メディカル・データ・ビジョン代表取締役社長・岩崎博之氏は以下のような発言をしています。

 『ベンチャー企業の生存率を示すデータがあります。創業から5年後は15.0%、10年後は6.3%。20年後はなんと0.3%です。非常に厳しい。』

引用:日経ビジネス「【創業20年後の生存率0.3%】を乗り越えるには」
※データの出所は示していません。

一方で以下の統計データによると、西洋の文明が入ってくる以前から存続していた日本の伝統的な会社では、100年以上の長寿企業が世界の41%、200年以上の会社が世界の65%を占めています。

統計データ

当社では、これらの事実からこれまでの西洋型経営の限界を感じ、世界のリーダーが学び続けてきた東洋思想を基礎に「人材や組織」を重視する経営コンサルティングを、クライアントに向けて実施しています。


CANVASの東洋思想を基礎とした経営コンサルティング

CANVASの東洋思想を基礎とした経営コンサルティング
出典:shutterstock

会社などの組織は個人の集合体であり、人は生まれ育った環境や幼少期からの体験により一人ひとり違う価値観や在り方を持っています。

さらにはその方の家系・血族・一族やその方が育った土地で祀られてきた氏神様・育った自然環境、精神と身体をつくる大地の恵である食べ物・水も全て異なります。

これらを1つにまとめ上げるためには、これまでのように組織全体の未来から現在を逆算するのではなく

個人の過去にフォーカスを当てて、過去からつながる現在から未来を描いていく必要があるのです。

そのために当社では下記の流れでコンサルティングを提供しています。


①知らず知らず個人に蓄積されている過去からのトラウマを取り払い、ニュートラルな状態を創る。

②過去を解決した個人の集まりである組織を統合し、従業員が自発的に組織の未来を考え・行動する自走型の組織を創る。

③売上拡大、人材採用、事業承継、企業ブランディング等、企業の経営課題を抽出し、企業戦略を再構築する。


なぜ過去にフォーカスする必要があるのか?

なぜ過去にフォーカスする必要があるのか?
出典:shutterstock

人はそれぞれ多かれ少なかれ過去の体験から影響を受けています。

そして、

「過去にみんなの前で恥ずかしい思いをしたので、人前で話すのが苦手だ。」

「幼少期の家庭環境が複雑で、心の傷がまだ癒えていない。」

「小さい時に人に認められなかったので、人から認められたい」等、

幼少期のトラウマを克服できずに、そのまま大人になっているケースが非常に多く存在しています。

経営者であれば、幼少期からのトラウマがそのまま会社の発展に影響したり、従業員であれば、会社での勤務態度やお客様との向き合い方に関わってくるでしょう。

また過去のトラウマは、その方の現在の「在り方」と密接に関連しているので、個人の「仕事」や「家庭」の関係にも深い影響を及ぼします。

コンサルティングの第1段階では
これら過去のトラウマを外してニュートラルな状態を創ることに着手します。

これにより経営者や従業員の「在り方」が変わり、個人および組織全体の「運氣」や「エネルギー」を上げることができるのです。


個人の成長が組織の成長である

個人の成長が組織の成長である
出典:shutterstock

急激に変化する世界の中で、モノがなかった時代からモノが溢れる時代に変化し、

企業経営の在り方自体が変わり、

ますます「人」の重要性が増していっています。

こちらのコラムでは事業を飛躍させて世の中に良い影響を与えたい経営者の方向けに記事を配信していければと考えています。

是非ご覧いただけると嬉しいです。
何卒よろしくお願いいたします。


【PROFILE】

安田 岳志(Yasuda Takashi)

株式会社CANVAS 代表取締役             

その他複数社の役員を兼任。

1984年生まれ。京都在住。
これまで1,000社以上の企業支援を基に、東洋思想を基礎にクライアントの事業を飛躍させる経営コンサルティングを実施。

株式会社CANVASでは、日本を代表する企業へ経営指導を行なってきた各分野の専門家の方々と共に経営コンサルティングファームを結成し代表を務める。


Consultationこのようなお悩みのある方は
ご相談ください!

  • ・自社の事業をより成長させたい。
  • ・経営観を持った圧倒的な右腕やアドバイザーを探している。
  • ・自社の事業承継やリーダー育成、組織づくりを行いたい。
  • ・自社の魅力を活かした新規事業を立ち上げたい。