社長のブログ

一月三舟(4)〜新規事業に取り組んだ企業のビフォーアフター〜

目次

  1. TOPICS
  2. 新規事業に取り組んだ企業のビフォーアフター
  3. システム開発会社(SES)のビフォーアフター
  4. 若手リーダーが中心となって動かす新規プロジェクト
  5. 次回予告
  6. 【電子書籍10,000名無料プレゼント企画】
  7. 【新規事業に関するオンライン無料相談会】

当社では2015年の設立以来、自治体や企業と連携し、9年間で社内外あわせて28件の新規事業を立ち上げてきました。

新しいチャレンジは、確実に企業や組織に経験・学びと成長をもたらします。

「日本・地域・企業の未来を共に創る。」をコンセプトに、今日も政治家や経営者の皆様と共に新しい未来を創っています。

(過去の活動はこちら)
https://drive.google.com/file/d/1pmlvAXUPlkBm1VCgadpoOi55_am36G3h/view?usp=sharing

TOPICS

小学校1年生の息子がロボット教室に通い出しました。

年末に行った体験教室が、よほど楽しかったようで、「行きたい!行きたい!」とずっと楽しみにしていたので、自分が大好きな事が見つかって本当に良かったと喜んでいます。

私が子供の時にはなかったロボット教室ですが、LEGOブロックのようなパーツに車輪やモーターを組み立てて、いろいろな形のロボットを作って動き方や設計を勉強したり、学年が大きくなるとプログラミングも入って、音に反応してロボットが動き出したり複雑な動きをしたりと、楽しみながら作れるようにいろいろな工夫がしてあります。

このワクワクと工夫を多くの企業の事業や組織づくりに活かせたら楽しいなと感じています。

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新規事業に取り組んだ企業のビフォーアフター

本日は過去に一緒に新規事業に取り組んだ企業のビフォーアフターを見ていきたいと思います。(秘密保持の関係で大まかなことしか書けないため、ご了承ください。)

当社では「今までの企業活動のルーティンから一歩踏み出して、組織にこれまでなかった新しい流れを創り出すこと。」と「既存事業とシナジーのある新しい事業を生み出して収益化すること。」を総称して新規事業と呼んでいます。

システム開発会社(SES)のビフォーアフター

まず初めに、従業員数10名程度のシステム開発会社の例を紹介します。

こちらの企業は顧客先に社員が常駐してシステム開発を行う、いわゆるSESの事業をしていました。

SESのビジネスは基本的には顧客先に月額の開発費をもらい社員を派遣します。売上と従業員の給与等との差額が利益になるため、派遣先の人数が増えれば増える程、企業の利益が増えるという構図になっています。

一方で、他の企業との差別化がしにくく、企業としての特徴を打ち出しにくかったり、他社との給与など条件面の競争になりやすいため、エンジニアの採用が難しいという課題を多くの企業が持っています。

また、社員が顔を合わすのも月1回程度のため、社員との信頼関係をつくる事が難しく、離職しやすいこともこの業界の特徴です。

一緒に新規プロジェクトを始めるまでは、年商で1億円弱。新規採用はIT業界の未経験の方しか難しく、資金繰りも厳しい状態でした。

若手リーダーが中心となって動かす新規プロジェクト

社長もこの状況を脱すべく、顧客まわりをしたり、採用の面接をしたりと勤めておられましたが、なかなかその企業にしかない独自性が創り出せない状態が続いていました。

そこで社長と話し合い下記の3つの方針で、新規プロジェクトを若手メンバーが中心となって立ち上げることになりました。

①会社の現状と社長の想いを社員に伝え、メンバーを巻き込んで全員経営をおこなう土壌をつくる。
以前は社長とメンバーとのコミュニケーションの頻度がどうしても希薄になり、社長が今後実現したい会社のビジョンや、メンバーへの想いが伝わっていない状態でした。

我々が、社長とメンバーの間に入ってコーディネートすることで、社長の想いを伝え、メンバー全員で会社の未来を創っていこうという意識づけを行うことができました。

②メンバーが業務時間外に自発的に週1回集まり、今後の会社の成長に必要な戦略や取り組みを打合せする場をつくる。
こちらでは若手の経営幹部を育成することを目的に、週1回、企業の10年後のビジョンや戦略をメンバーと一緒に打合せするビジョン会議を実施しました。

ビジョン会議では若手メンバーがリーダーとなって、どうすればもっと会社が良くなるかを話し合ったり、ビジョン会議後はみんなで居酒屋に行って、ワイワイ楽しみながら仲良くなる場をつくりました。

メンバー発案でエンジニアの採用に、メンバーの友人にも会社の魅力を伝えてみようというアクションが新たに生まれたりしました。

③常駐先では元気に、前向きに仕事に取り組み、挨拶をしっかりし、クライアントとの信頼関係を深める。
エンジニアのメンバーの中には人とのコミュニケーションが苦手な方もおられます。

コミュニケーションをとる中で、人との会話に苦手意識を持っておられる方もいて、少しずつでも苦手意識を無くしていく必要を感じました。

みんなで明るく挨拶をする練習や、居酒屋での会話で今日楽しかったことなどを明るく話すことで、少しずつ表情が明るく、笑顔も見せてくれるようになりました。

また常駐先でも、クライアントの社員さんや別の開発メンバーと会話をすることで、新しい人員の募集や欠員の情報などを得ることもできます。

こちらの会社では、皆さん一生懸命プロジェクトに取り組んでいただいたこともあり、1年程度でメンバーそれぞれが働きやすい環境を自分で作りながら、現場の情報を本社に持って帰ってくる。

「開発」だけでなく「営業」や「採用」にまで意識を向けて自発的に働く自走型チームが出来上がりました。


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次回予告

長文をご覧いただき有難うございました!
次回は、「新規事業に取り組んで事業化までは至らなかった企業のビフォーアフター」をテーマについて書いていきたいと思います。
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【当社のコンセプト】
「日本・地域・企業の未来を共に「創る」。
①日本:国内と海外から日本の未来を創る。
②地方:地方創生により、地方の未来を創る。
③企業:経営者と共に企業の未来を創る。
④家庭:安寧な家庭から地域を創る。
⑤人:健康・健全な心と身体を創る。

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